バランスファンドは「株式」と「債券」など異なる複数の資産に分散投資しているファンドです。
複数の資産へ分散しているので「株式のみ」など、単一資産で運用しているファンドより信託報酬が高めです。
信託報酬を少しでも安く抑えるため、単一資産のファンドを複数所有してアセット・アロケーションを組むのが一般的かと思います。
しかし、バランスファンドには「リバランスの手間が不要」という利点があります。
コロナウイルスによる株価下落でその利点を再認識しまして、バランスファンドを購入しました。
今回は私がバランスファンドを購入した経緯と購入銘柄をご紹介します。
【資産運用】1年半の初心者がバランスファンドを購入 銘柄紹介
今回、購入した銘柄は「楽天-楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)」です。
信託報酬は0.233%、実質コストは0.275%
バランスファンドを購入したのは、
- リバランスが意外と難しい
- 臨時収入を他の投資信託と区別つつ運用したい
- 他の投資信託と区別しつつもアセットバランスを考慮したい
など、いろいろ考え「バランスファンドを購入する」との結論に至りました。
リバランスが意外と難しい?
株式多めのアセットアロケーションなので、コロナ禍でバランスが崩れました。
最初に決めた乖離幅を超えたので、リバランスをするタイミング到来です。
しかし「明日はもっといい感じに株価が変動するかも」と考えてしまい、なかなかリバランスができませんでした。
積み立て投資は完全に自動化なので相場を無視してできています。
しかし、リバランスは人の意志が介入する余地があり、そこが意外と難しいなと感じました。
他の投資信託と区別して運用したい
毎月の積み立てと財源が違うので運用成果を区別して管理したいと考えました。
さらに、区別した財源のなかで「アセット・アロケーションにもこだわりたい」とも思っていました。
となると選択肢は、
- 別管理をあきらめる
- 別の証券会社で買う
- 同じ証券会社で違う投資信託をする
別の証券会社で買うのもいいのですが、証券口座を開設するのが面倒。
違う投資信託を購入するしかありません。
しかし、アセット・アロケーションを組むため複数の投資信託に投資するのも管理が大変。
ということで、一つで全部盛りのバランスファンドを購入することにしました。
楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)を選択した理由
私のアセット・アロケーションは
- 国内債券10%
- 国内リート15%
- 海外株式60%
- 海外リート15%
株式多め、リートも多めです。
コロナの影響でリートへの投資を考え直そうかな?と思っていまして、今回はリートを含まないモノにしました。
なので、債券と海外株式のみのバランスファンドの中から選択。
最終的には信託報酬が低めの2つに絞り検討。
- ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスF 4資産均等型
- 楽天-楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)
4資産均等がイイなと思いニッセイ4資産均等を検討対象としましたが、はやり日本株が多めなのが気になりました。
楽天・インデックス・バランス・ファンドは債券部分に為替ヘッジがあるのが気になりましたが、VTが7割なのでこれにしました。
最後に
バランスファンドは単一資産の投資信託に比べ信託報酬が高めなのでスルーしてきました。
書籍などでも同様の意見を良く見ました。
しかし、購入にいたった経緯をまとめるとバランスファンドも「あり」だなと思えて来ました。
NISAやつみたてNISAではリバランスでの売却も躊躇してしまいます。
それであれば、リバランス不要なバランスファンドを最初からつみたてNISAで積み立てるのもいいですよね。
参考にしていただければ嬉しいです。
つみたてNISAとバランスファンドの相性について説明しています。こちらもご覧ください。
リバランスについて説明しています。こちらをご覧ください。
毎月積立て購入している投資信託の運用実績を公開しています。
こちらをご覧ください。
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