つみたてNISAにはバランスファンドがオススメ

つみたてNISAにはバランスファンドがオススメ資産運用
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つみたてNISAではどのようなファンドを積立てているでしょうか?

 

つみたてNISAで購入できる投資信託は株式クラスがメインとなっています。

 

債券やリートなどに分散投資したい場合に次の2つがしかありません。

  • 特定口座で株式以外の投資信託を購入する
  • つみたてNISAで債券やリートを含むバランスファンドを購入する

 

私はつみたてNISAで全世界株式を購入し、特定口座で債券やリートの投資信託を購入しています。

 

しかし最近になって、つみたてNISAにはバランスファンドもありじゃないか?と考えるようになりました。

 

今回は私が「バランスファンドがあり」と考える理由を説明します。

 

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つみたてNISAにはバランスファンドがオススメ

つみたてNISAにはバランスファンドがオススメ

 

つみたてNISAにバランスファンドがオススメと考えるのは次の理由からです。

つみたてNISAのデメリットをバランスファンドのメッリトで相殺できる

 

つみたてNISAとバランスファンドのメリット・デメリットを確認しながら説明します。

 

つみたてNISAのメリットとデメリット

 

まずはつみたてNISAのメリットとデメリットを確認します。

 

メリット

  • 運用益の非課税期間が20年間

デメリット

  • 原則として株式クラスのみ(バランスファンド除く)
  • 売却しても非課税枠は増えない

 

つみたてNISAは運用益が20年間にわたって非課税になるのが最大のメリットです。

 

それに対して、購入可能なファンドは原則として株式クラス(と株式を含むバランスファンド)だけ。

 

さらに売却すると非課税枠は消滅するので、売却を伴うリバランスが非常にやりにくいです。

 

次にバランスファンドのメリットとデメリットを確認します。

バランスファンドとは?メリットとデメリット

 

バランスファンドとは株式・債券など複数の資産に投資できる投資信託です。

メリット

  • リバランスの手間がない
  • 複数資産が一つのファンドで投資できる

デメリット

  • 信託報酬が高い
  • 自由にアセット・アロケーションを組めない

 

信託報酬が高く、自分好みの資産配分にできないのがデメリットです。

 

しかし、バランスファンドは定められた資産配分が崩れた場合には自動でリバランスが行われ手間がかかりません。

 

このような、特徴のつみたてNISAとバランスファンドの相性を次に確認します。

つみたてNISAとバランスファンドの相性

 

つみたてNISAのデメリットがバランスファンドのメリットで相殺ができちゃいます。

  • 投資対象が株式限定で分散ができない → 複数の資産に分散投資
  • 売却を伴うリバランスで非課税枠が戻らない → 自動でリバランス

 

基本的に株式クラスだけの「つみたてNISA」ですが株式を含むバランスファンドも選択可能です。

 

さらに、バランスファンドはリバランスが不要なのでリバランスのために売却する必要がありません。

 

コロナの影響で私もはじめてリバランスをしたのですが意外と心理的に難しかったです。

心理的にというのはどうしても相場が気になって売却や購入のタイミングを考えてしまってなかなか行動できませんでした。

なので、自動的にやってくれるは非常に価値があることだと実感できました。

 

リバランスについて説明しています。こちらもご覧ください。

バランスファンド おすすめ銘柄

バランスファンド おすすめ銘柄

 

現在、SBI証券で購入できるつみたてNISAの対象ファンドは163本、そのうちバランスファンドは73本です。

 

SBI証券の銘柄検索・取扱一覧からつみたてNISAの対象のファンドを信託報酬の安い順と販売金額ランキングに検索して上位20銘柄を確認しました。

 

重複しているのがあるので全部で29本。

 

リスクとリターンを一覧にしました。

(スマホでは見にくいですよね。ゴメンナサイ。)

銘柄名リターンリスク
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)6.6%12.2%
三井住友TAM-世界経済インデックスファンド6.5%12.9%
ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスF 4資産均等型4.3%9.8%
野村-野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型6.3%12.1%
大和-iFree 8資産バランス6.6%12.2%
One-たわらノーロード バランス(8資産均等型)6.6%12.2%
楽天-楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型)5.9%12.2%
楽天-楽天・インデックス・バランス・ファンド(債券重視型)5.7%10.1%
楽天-楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)6.0%14.8%
ニッセイ-DCニッセイワールドセレクトファンド(債券重視型)3.3%6.0%
大和-ダイワ・ライフ・バランス303.2%5.7%
三井住友DS-三井住友・DC年金バランス50(標準型)2.9%5.4%
大和-ダイワ・ライフ・バランス503.6%8.7%
ニッセイ-DCニッセイワールドセレクトファンド(標準型)3.7%9.1%
ニッセイ-DCニッセイワールドセレクトファンド(株式重視型)3.9%12.2%
ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスF6資産均等型5.9%11.4%
三井住友DS-三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)3.3%8.7%
岡三-日本株式・Jリートバランスファンド5.0%15.6%
りそなAM-つみたてバランスファンド5.0%11.9%
ニッセイ-DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)3.1%3.5%
One-たわらノーロード バランス(標準型)5.8%10.4%
One-たわらノーロード バランス(積極型)6.4%14.3%
三菱UFJ国際-eMAXISバランス(4資産均等型)4.3%9.8%
りそなAM-Smart-i 8資産バランス 安定型4.9%7.5%
りそなAM-Smart-i 8資産バランス 安定成長型5.5%11.2%
りそなAM-Smart-i 8資産バランス 成長型5.7%13.4%
One-たわらノーロード バランス(堅実型)4.8%6.7%
三井住友DS-三井住友・DCつみたてNISA・世界分散ファンド6.2%13.1%

はやり、私の好みは「楽天・インデックス・バランス・ファンド」ですね。

 

日本株への投資比率が高めのモノが多く「全世界株式」へ投資している私としては、日本株の比率が高すぎる印象でした。

 

「楽天・インデックス・バランス・ファンド」の購入について説明しています。

こちらもご覧ください。

 

楽天・インデックス・バランス・ファンド以外では、「ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスF 4資産均等型」がGPIFと同じバランスですし、信託報酬も低くて良いかな?と思いました。

 

オススメはしませんが「岡三-日本株式・Jリートバランスファンド」が非常に気になりました。

日本の株式とリートに投資しているファンドで、なかなかハイリスクな商品だと思います。

(純資産額は確認したファンドでは一番少なかったです。人気がないのでしょうね。)

これ買いたい!

 

最後に

 

つみたてNISAとバランスファンドの相性について私の考えを説明しました。

 

つみたてNISAは株式中心の商品構成で、かつ、売却すると非課税枠が消滅してしまいます。

 

このデメリットをバランスファンドが上手に吸収することができるので非常に相性が良いです。

 

バランスファンドの資産配分や信託報酬に納得ができれば、つみたてNISAで購入するのも良いかもしれませんね。

 

2019年1月から投資をはじめ1年9ヶ月ほど経過しました。

コロナによる株価の下落を受けてリバランスを実際に経験して理解できることって沢山ありますね。

やはり市場から退場しないことが一番大切だと実感しました。

これからも、一緒に投資を続けていきましょう。

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Yoshiの資産運用記

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