スマホやタブレット・パソコンを使い、SNS・メールで「文字を入力する」のが当たり前の時代になったと思います。
しかし、手帳やスケジュール帳、勉強のためのノートなど「文字を書く」機会は決して少なくありません。
「文字を書く」道具としてはボールペンが一般的になりました。
ちょっとしたメモ書き程度であれば便利な道具がいいと思いますが、
「手帳に日々の振り返りを記録する」
「やるべき課題をしっかりと認識して、その方法を検討する」
など、
自分としっかりと向き合う時間では「文字を書く」パートナーとして万年筆を選んではいかがでしょうか。
万年筆のおすすめ4選
私は知人から「LAMY safari」を頂いたのをキッカケに万年筆を使い始め3年ほど経過しました。
それまでは、私は手書きが嫌いでした。
字が汚いというものありますが、手が疲れるので可能なら入力したいと思っていました。
ですが、筆圧ゼロで文字を書けるのが万年筆の素晴らしいところです。
筆圧をかけずに「すらすら」と文字を書けるので、手が疲れずません。
また、
万年筆は線に濃淡が出でます。
その日の気分や体調・天候などで異なった表情を文字に与えます。
その異なる表情から書いた時の情景を思い起こすこともあったりします。
さらに、
万年筆は長く使い込むとその人の癖を吸収してさらに使いやすくなります。
このような万年筆に魅力にハマってしまった私が、オススメの万年筆をご紹介します。
LAMY safari(ラミーサファリ)
私が万年筆にハマった最初の一本です。
- 定価は4,000円+消費税
- ドイツ製の万年筆で、ポップなカラーバリエーションが豊富で選ぶのも楽しい。
- 外観は大きなクリップが特徴的で正しい持ち方ができるグリップ形状となっいる。
毎年のように限定カラーが発売され、コレクターもいるほど人気の万年筆。
ペン先の素材はスチール製で少し硬めの書き味ですが、初めての万年筆に最適です。
海外製の万年筆は漢字を書くことを想定していないため、日本製のペン先に比べ太めになっています。
なので、日本語を書くにはEF(極細)がオススメ。
cocoon(コクーン)
私がお金をだして買った初めての万年筆。
- 「パイロット」製の万年筆。安心の日本製
- 定価が3,000円+消費税と万年筆にしては低価格
- シンプルなデザインでビジネスシーンで使用しても違和感ナシ
軸が金属性で適度な重さがあり、ペン自体の重さで文字が書けます。
ペン先の素材はスチール製で初めての万年筆に最適です。
ペン先のサイズは普段使いにはF(細字)がオススメ。
しかし、万年筆らしい書き味を味わって頂きたいので個人的にはM(中字)がオススメ。
カスタム74
日本製の万年筆の定番と言っても過言ではない。
- 「パイロット」製の万年筆。安心の日本製
- 定価は12,000円+消費税
- ペン先は14金、金ペンのエントリーモデル
- 日本語を書くことにこだわって作られた万年筆
万年筆はペン先の素材で書き味が大きく変わります。
LAMY・cocoonはスチール製でしたが、カスタム74は14金です。
金はスチール製よりも筆圧を掛けずに味のある文字が書けます。
鉄ペンに慣れ、金ペンを購入する時に第一候補となる一本。
カスタム74はいろいろな万年筆を使いながらも、再び戻って来る方もいるくらい完成度の高い万年筆です。
普段使いにはF(細字)のペン先がオススメですが、私は手帳用にEF(極細)を購入しました。
カスタム743
いつも私が使用しているのがこの万年筆です。
- 「パイロット」製の万年筆。安心の日本製
- 定価は30,000円+消費税
- カスタム74より上位モデルでペン先・長さ・太さのサイズが一回り大きい
- 特にペン先はカスタムシリーズで最も大きい
- ペン先の種類が多い
カスタム74に比べて大きなペン先を使っているので書き味のしなやかさもレベルアップしています。
私は文字を書く時に外したキャップをペンのお尻に刺さない派です(笑)
そのため、軸が短いペンだと少し持ちにくいので長めの軸のペンを使っています。
ちなみに、ペン先はSM(中軟)を使用。
ソフトタイプのペン先なので、書き味がさらに柔らかく気に入ってます。
カスタム743も普段使いにはF(細字)のペン先が無難です。
しかし、ペン先が14種類もラインナップされているので、試し書きをして好みのペン先を見つけるのも楽しいと思います。
最後に
オススメの万年筆をご紹介しました。
すべて実際に使用したことがあるものなので、パイロット製に偏ってしまいました。
文字を書く機会が減ったとはいえ、まだまだペンは欠かせない道具の一つです。
良いペンを持つと文字を書くことが楽しくなります。
万年筆を文字を書く習慣を見直すキッカケにしてみてはいかがでしょうか。
コメント