おすすめ投資信託 株式クラス
株式は債券とあわせて伝統的資産とよばれ、投資対象としては歴史が長く実績のある資産です。
株式のみではリスクが高くなるので、投資対象に債券を含めてリスクとリターンのコントロールを行うのが基本ですが、長期的なリターンは株式が上ですので、資産形成のメインとなるのはやはり株式です。
資産形成の主役となる株式ですが、そもそも株式とは何なのでしょうか?
株式とは
株式とは会社の所有権を細かく分割したものをいい、株式を買うとその会社のオーナーの1人になれます。
そして、株式の持ち主である株主が儲かる仕組みは、
- 会社が事業でお金を稼ぐことで、会社の価値(=株価)が上がる
- 稼いだお金の一部を配当する
のいずれかで、
株価が上がれば売却益が得られるし、配当金は直接現金を受取ることができます。
世界各国の会社はさまざまな商売や事業で、人を雇用し商品・サービスを販売することで利益を上げ、その活動が経済発展へとつながっていきます。
株式への投資はこの経済活動そのものへ投資することを意味しています。
現在では投資信託を通じて世界中の会社に投資ができますので、投資対象の地域を確認しましょう。
投資対象の地域
株式の投資地域は次の通り分類されます。
- 全世界(=日本+先進国+新興国)
- 日本
- 先進国(=米国+その他)
- 米国
- 新興国
(恥ずかしながら、私はこんなに手軽に全世界に投資できるなんて知りませんでした。)
おすすめは全世界。
日本と先進国と新興国の全ての会社に投資できます。
日本だけ、米国だけでも十分に分散されていますが、投資対象が広範であればあるほどリスクが軽減され値動きがマイルドになります。
そして、世界経済はゆっくりだけど確実に発展してゆくと考え、私は全世界へ投資しています。
先進国も人気があります。日本を除く、米国・ヨーロッパなどの先進国が投資対象です。
米国も非常に人気があります。
アメリカは世界経済をリードしており、かつ、アメリカの企業は世界各国に進出しグローバル化していますので、米国株だけでも実質的に全世界に投資していると言っても過言ではないかもしれません。
昨年は、米国株の株価指数であるS&P500の上昇率は約29%もあり、非常に好調だったことも人気の要因です。
リスクは高めですが、これからの経済発展が見込める新興国も魅力的です。 中国、韓国、台湾、インド、ブラジルなどが対象です。
日本を含めどの地域へ投資するかは、自分が経済発展が期待できると思うところへ投資しましょう。
最後に
株式は運用対象の中心となる資産です。
株式と債券をメインにリスクとリターンのコントロールを行います。 お好みに応じてリートや金を投資対象に加えても良いですが、やはりメインは歴史的な裏付けもある伝統的な資産である株式です。
ぜひ、株式を通じて経済の発展に投資してみませんか?
リスクとリターンのコントロールに必要な資産の配分について説明しています。こちらもご覧ください。
コメント