株価が下落した時こそ積立投資を増額しよう
2020年2月コロナウイルスの影響により株価が大きく下落しており、保有資産が大きく目減りしている方がたくさんいらっしゃると思います。
このような状況でも積立投資による資産形成はしっかりと続けて行くべきで、 株価が下落している時だからこと、毎月の積立投資の金額を増加しませんか?
現状で、金額を増加することのメリットを説明していきます。
なお、 資産形成に興味があるがこの状況ではと不安を感じている方は、こちらをご覧ください。
株価下落で保有資産を売却しようか迷っている方は、こちらをご覧ください。
積立投資の特徴
2018年1月に始まったつみたてNISAは、2019年12月時点で188万口座に達し前年同月比で約82%増加、買付額は2,973億円の前年同期比で約219%の増加となりました。
つみたてNISAは20代から40代の割合が一般NISAよりも多くなっており、将来へ向けた資産形成をしている方の多くが積立投資を行なっているとわかります。
では、積立投資の特徴は?メリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット
メリットは以下の通り
- 少額でも資産形成ができる
- 株価の変動を気にしなくてもよい
少額でも資産形成ができる
積立投資は文字通り毎月など定期的に一定金額を投資していく方法で、 多くの手元資金がなくても、毎月の収入の一部を投資することで資産形成ができる方法です。
100円から積立投資ができるネット証券もありますので、だれでも手軽に始められますよね。
株価の変動を気にしなくてもよい
投資信託を利用した積立投資は、一定金額を定期的に買い付けることで、平均の買付単価を引き下げることができる。
- 株価が上昇している局面では、自分の資産が増加するから嬉しい。
- 株価が下落している局面では、毎月同じ金額でも数量をたくさん購入でき嬉しい。
このように、株価がどちらに動いても良い点がありますので、一括して投資できる資金があったとしても分割して買い付けるメリットは十分あります。
デメリット
一括して投資できる資金がある場合には、その資金を早く投資することで獲得できたであろう運用益が得られないことになる。
すなわち、機会損失が生じます。
積立金額の増額
一括で投資できる資金があれば、機会損失が発生しないので一括投資が最も効率的です。
しかし、今が一番安いときでしょうか?株価が下落していますが、もっと下がるかもしれません。
今が底であれば一括投資すべきですが、株価がどうなるかは誰にもわかりませんよね。
であれば、株価が下落しているからという理由の一括投資は、少しリスクがあると思います。
株価が下落している状況は割安で購入できるチャンスであるのは間違いないですが、株価が今後も下落し続ける可能性もあります。
そこで、割安で購入するチャンスを活かしながら、今後の株価の動きにも対応するには、積立金額の増額が最も効果的です。
最後に
自分は今回のコロナウイルスの影響による株価の下落で、毎月の積立金額を増額しようと思っています。
株価が下落している今は安く購入するチャンスですが、今後も株価は下落する可能性もあります。 割安で購入できる機会を大いにいかしながら、株価の下落リスクの分散にもなるので、 みなさんもいかがでしょうか?
コメント