投資信託はリバランスした方がいい?効果は?

資産運用
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コロナショックで株価が大きく下落しておりますが、資産の配分バランスが崩れていませんか?

私の資産配分も微妙にバランスが崩れて来ており、ちょっと気になってきました(笑)

資産配分が崩れたままだと、想定外のリスクを追うことや期待していたリターンが得られないことがあります。

そのような事態を避けるため、資産配分が崩れた時はリバランスをしましょう。

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投資信託はリバランスした方がいい?効果は?

投資信託は設定を一度すればほったらかしでも自動で積立ができ、忙しい方には最適な金融商品です。

しかし、基本ほったらかしにしていても次の場合は、

  • 1年に1回程度
  • 株価が大きく動いた時

最初に決めた資産配分が崩れていないかどうかのチェックしましょう。

リバランスの効果は次の2つ

  • リスクとリターンをリセットできる
  • 高い資産を売り安い資産を購入するので、効果的な資産形成ができる

一つずつ確認しましょう。

リスクとリターンをリセットできる

資産配分が崩れたままだと、想定外のリスクを追うことや期待していたリターンが得られないことがあります。

例えば、 債券50%・海外株式50%の資産配分が5%ずつずれた場合のリスクとリターンの変化は以下の通りです。

債券海外株式リスクリターン
60%40%7.3%3.6%
55%45%8.3%3.8%
50%50%9.2%3.9%
45%55%10.2%4.1%
40%60%11.1%4.2%

債券50%で運用を開始して債券40%までバランスが崩れてた場合、リスクが9.2%だったはずが11.1%まで上昇してリスクを取り過ぎの状態になってしまいます。

反対に債券40%で期待リターンを4.2%と想定しているのに、債券が60%になると期待リターン3.6%まで下がっていて思うような運用益が得られないということになります。

このように、資産配分の崩れはリスクとリターンの変化を表します。

投資を始めた時に考えていたリスクやリターンとのズレは今後の投資にも影響を与えます。

想定していたよりもリスクを取りすぎていて、暴落時に辛くなり投資を辞めてしまうということも考えられます。

リスクには特に注意してください。

効果的な資産形成ができる

リバランスは割高になった資産と割安になった資産を入れ替えることで、もとの資産配分に戻していきます。

「割安な資産の購入」と「割高な資産の売却、購入を控える」ことが機械的に行われるため、効率的な資産形成ができます。

割安な資産をより多く購入することが資産形成の基本ですよね。

では、リバランスは具体的にどのように行うのでしょうか?次にリバランスの方法を確認します。

リバランスの方法は?

リバランス方法は2つ。

  • 割高の資産を売却し、割安の資産を購入する方法
  • 積立額を変更する方法

こちらも一つずつ確認します。

割高な資産を売却し、割安の資産を購入する方法

債券50%・株式50%のバランスが債券60%・株式40%となっている場合、債券を10%売り株式を購入する方法です。

この方法では「売却」をするため売却益が生じる場合には、税金の分だけ割安な資産を購入する資金が減るので投資効率が落ちるデメリットがあります。

積立額を変更する方法

積立投資をしている場合、割高な資産の積立額を減らし割安な資産の積立額を増やす方法です。

積立額を変更する方法は「売却」をしない方法なので、納税が発生せず投資効率が落ちないメリットがあります。

しかし、すでに積立済みの資産額に比べて毎月などの積立額が小さい場合には、リバランスに時間がかかるというデメリットがありほか、そもそもリバランスが不可能という場合もあります。

投資の初期段階では積立額を変更する方法が効率的だと思いますが、長く投資を続けていて資産額が大きくなると「売却と購入」が効果的です。

最後に

コロナショックで資産配分が崩れている方がたくさんいると思います。

私は5%以上の資産配分がズレたらリバランスをしようと決めています。

まだ5%まではズレていませんが、割安になっている株式を購入したいので早くリバランスをしたいです(笑)

株価の下落によってお買い得になっている株式を購入するチャンスでもありますので、この機会にご自身の資産配分を見直してはいかがでしょうか。

資産配分(アセット・アロケーション)について説明しています。

あわせてご覧ください。

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