株価の下落で投資信託が値下がりした時はどうする?

資産運用
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株価の下落で投資信託が値下がりした時はどうする?

株価が下落して、含み損を抱えたときは資産形成を始めた目的を再確認しましょう。

さまざまな要因で株価は下落します。

過去にはブラックマンデーやリーマン・ショック、最近では2019年1月のアップルショックや中国と米国の貿易摩擦など、いろいろな理由から株価が下落します。

株式をメインに資産形成をしている方が多いと思いますが、株価が下落して含み損になってしまうこともあります。

少しマイナスであればあまり気にならないかもしれませんが、損失が大きくなるともっと下がるの?と不安になり、これ以上を損したくない!と売りたい衝動にかられる事があると思います。

そのような時は、何のために資産形成を始めたのか?その目的を再確認しましょう。

資産形成を始めた目的

目的として一番多いのは、老後資金ですよね。

何歳から資産形成を始めて、何歳からが老後か?は人それぞれだと思いますが、 50代から始めたとしても10年以上の運用期間がありますし、60歳から始めても、運用をしながら資金の取崩しを行うことで10年以上の運用期間を確保できます。

40代以下の方であれば、20年以上の期間がありますので、運用している資産を必要をするのは、まだまだ先の話なので今の株価が上がった下がったで一喜一憂しても仕方がありません。

老後の備え目的であれば、株価が上がり資産が増えても今は売りませんし、資産が減ったとしても今は売りません。

10年後、20年後のその時まで長期でじっくりと資産を成長させてこその資産形成です。

どうしても、気になる方は、趣味を楽しんだり仕事を頑張ったりして、日ごろ株価を確認するのをやめましょう。

こちらの書籍も参考になります。

山崎 元 (著), 水瀬ケンイチ (著)

また、長期投資の重要性を説明しています。こちらもご覧ください。

積立て投資(ドルコスト平均法)は下落してこそ効果的

株価の下落は悪いことばかりではありません。

積立て投資と非常に相性がいいです。 毎月、毎日など定期的に積立て投資を行っている場合、株価が下落すると同じ投資額でも数量をたくさん購入することができ、平均の取得単価を下げることができ、株価が下落している状態で買い進めることができれば、株価が回復した時は大きな利益として帰ってきます。

このような、積立て投資の方法をドルコスト平均法といい、こちらで説明しています。あわせてご覧ください。

短期的に必要な資金は運用してはいけない

長期的な目的で資産運用するのは非常に効果的ですが、短期的には株価の下落によって元金割れの可能性があるので素直に預貯金で備えましょう。

リーマンショックの時はもとの価格に回復するのに2年近くかかりました。

また、景気のサイクルは10年周期とも言われいますので、 最低でも3年後、できれば10年後より先に必要になる資金を運用にまわし、株価が下落した時に慌てないようにしましょう。

最後に

10年後・20年後の長期の資産運用が前提なので、目先の上下に惑わされず10年後、20年後の先を考えよう。(でも、含み損になったらヘコみますよね。)

気になる方は、株価をチェックしない。

そして、短期的に必要な資金は運用せずに預貯金で。

節約と投資についての重要性が確認できます。ぜひ!!

トマス・J・スタンリー (著), ウィリアム・D・ダンコ (著), 斎藤 聖美 (翻訳)

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