iDeCo(イデコ)に興味があるけど一歩踏み出せずにいませんか?
など実際のところどうなのか?が気になりますよね。
この記事では、2019年1月からiDeCo(イデコ)で運用をしている私の運用実績を公開しています。
iDeCo(イデコ)に興味がある以下の方に参考にしてもらえると嬉しいです。
iDeCoの運用実績をブログで公開 2020年9月末
月末の評価額と評価損益は次の通りです。
今月は米国株が不調だったこともあり評価額が少しだけ減っちゃいました。
続いて今月の評価額の推移は以下の通りです。
- 拠出額:面グラフ
- 評価額:折れ線グラフ(茶)
全体の約3割が米国株式なので米国の株価指数「S&P500」に引っ張られるように評価額が変動しています。
先月はスイッチング(資産の変更)をしましたが今月は積立てのみ。
先月の状況はこちらをご覧ください。
今年1月からの評価額と損益の推移を振り返ると以下の通りです。
日付 | 評価額 | 拠出額 | 評価損益 | 損益率 |
1月末 | 298,955 | 276,000 | 22,955 | 8.32% |
2月末 | 295,422 | 299,000 | -3,578 | -1.20% |
3月末 | 290,893 | 322,000 | -31,107 | -9.66% |
4月末 | 342,462 | 345,000 | -2,538 | -0.74% |
5月末 | 377,535 | 368,000 | 9,535 | 2.59% |
6月末 | 404,358 | 391,000 | 13,358 | 3.42% |
7月末 | 439,324 | 414,000 | 25,324 | 6.12% |
8月末 | 485,296 | 437,000 | 48,296 | 11.05% |
9月末 | 497,708 | 460,000 | 37,708 | 8.20% |
コロナ真っ只中の3月は含み損になっていますが、その後は順調に回復しコロナ前の水準まで戻っていますね。
iDeCoの銘柄別の運用実績
銘柄別の評価額です。
銘柄名 | 資産 | 先月 | 今月 | 評価益 | 比率 |
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | 海外株式 | 243,348 | 244,902 | 1,554 | 49.21% |
eMAXIS Slim 国内債券 | 国内債券 | 96,886 | 101,478 | 4,592 | 20.39% |
eMAXIS Slim 先進国債券 | 海外債券 | 96,710 | 101,387 | 4,677 | 20.37% |
<手数料なし>ニッセイJリート | 国内リート | 24,178 | 25,363 | 1,185 | 5.10% |
三井住友・DC外国リート | 海外リート | 24,178 | 24,578 | 400 | 4.94% |
485,300 | 497,708 | 12,408 | 100.00% |
手数料の低いeMAXIS Slimシリーズをベースとして投資商品を選んでいます。
iDeCoは運用商品を自分で選びますが、元本割れする可能性の有無で次の2つに分類されます。
- 投資信託など元本割れする可能性のある投資商品
- 預金・保険など原則として元本が確保されている商品
もちろん元本割れが怖いので元本確保型の預金や保険で運用もアリです。
しかしiDeCoで選択できる定期預金が0.02%と低金利のこの時代ではほとんど増えません。
私の運用実績の8.2%と比べても大きな差ですよね。
せっかくiDeCoをするのであれば投資信託をおすすめします。
ではどの投資信託を購入すればイイのか?
具体的な投資信託を選ぶ前に「どの資産を買うか?」を決めましょう。
これを「資産配分」と言い、資産配分の決め方を次で説明します。
iDeCoでの資産配分の決め方
投資の成果は「どの資産を買うか?」で約9割が決まると言われています。
まずは「どのくらいマイナスに耐えられるか?」自分のガマンできる範囲をイメージしてましょう。
投資の利回りは平均して5%程度と言われており長期で保有すれば資産が増える可能性は高いです。
しかし投資信託は、必ずと言っていいほど一度は元本割れを経験する商品です。
多くの方が想定上の元本割れが起こった時にマイナスに耐えられなくなり、売却して大損をしたまま投資を辞めてしまいます。
そうならないため、元本割れを前提にしてどこまでならマイナスに耐えられるかを考えるのが大切です。
次に自分がガマンできる範囲に応じて、安全資産とリスク資産の割合を決めます。
- 安全資産:現金・債券
- リスク資産:株式・リート
ちなみに、私のiDeCoと運用のメインとしている投資信託の資産配分は次の通りです。
メイン | iDeCo | |
海外株式 | 60% | 50% |
国内債券 | 10% | 20% |
海外債券 | 20% | |
国内リート | 15% | 5% |
海外リート | 15% | 5% |
100% | 100% |
当初はiDeCoもメインと同じ資産配分でしたが、今は少し変えています。
コロナの相場下落で、リート価格の回復が遅く資産配分はこれで良いのか?と疑問を感じるようになりました。
そこでメインはそのままに、iDeCoのみ資産配分を変更して検証することにしたので、この資産配分になっております。
詳しくはこちらで説明しています。合わせてご覧ください。
資産配分に正解はないので自分で決めるしかありません。
より詳しく資産配分の考え方や決め方を説明しています。是非ご覧ください。
資産配分が決まったら次に具体的な投資信託を選びます。
投資信託の選び方
iDeCoでは選択できる投資信託が少ないと思いますので、投資信託は手数料の低い商品を選びましょう。
- 投資対象も同じ
- 手数料も同じ
という商品が仮に複数あれば次のポイントで選んで下さい。
- 純資産総額:資金の運用総額はいくらか?
- 償還日:運用の期限があるのか?
「投資信託の選び方」について、より詳しく説明しています。是非ご覧ください。
40代・50代からはじめるといくら貯まる?
iDeCoの掛金の積立は原則として60才までです。
勤務先の状況などによって毎月の掛金が異なりますが、毎月23,000円を60才まで投資利回り5%で積立てたケースを検証しました。
元本 | 評価額 | 評価益 | 評価益率 | |
40才から20年間 | 5,520,000 | 9,453,774 | 3,933,774 | 71.26% |
45才から15年間 | 4,140,000 | 6,147,646 | 2,007,646 | 48.49% |
50才から10年間 | 2,760,000 | 3,571,492 | 811,492 | 29.40% |
シミュレーションはこちらでしました。ぜひ利用して下さい。
評価益の比率を見ると一目瞭然ですが、少しでも早くはじめた方が複利効果が働きやはり有利ですね。
老後資金としては少し心もとないかもしれませんが、50才からでも350万円にもなります。
つみたてNISAを併用することで老後資金の不足分を補うのが良いですね。
さらにiDeCoは節税効果もあり40代サラリーマンのケースで検証した結果100万円以上も節税効果があることがわかりました。
詳しい検証結果はこちらをご覧ください。
iDeCoにおすすめの証券会社は?
iDeCoは証券会社によって手数料や購入可能な商品が違います。
以下をポイントに証券会社を選びましょう。
上記のポイントからおすすめの証券会社はズバリ次の3つです。
上記の証券会社はいずれも運営管理手数料が無料です。
そしてSBI証券とマネックス証券では信託報酬が最安のeMAXIS Slimシリーズが購入できます。
松井証券もeMAXIS Slimシリーズ購入できますが全世界株式がないのが個人的に少し残念です。
楽天証券では人気の楽天・全世界株式インデックス・ファンドが購入可能です。
運営管理手数料が無料の証券会社の中から投資信託のラインナップを見て証券会社を選びましょう。
ちなみに、私はSBI証券でeMAXIS Slimシリーズをメインに運用しています。
特に不満はないのですが、特定口座や積立NISAの管理画面とiDeCoの管理画面が別々で2個IDとパスワードがあるのが少し不便ですね。
最後に
アセット・アロケーションの違うメイン口座とどれくらい運用成果が変わるのかを引き続き検証していきます。
また、資産運用歴1年9ヶ月の初心者ですが資産運用のキッカケになればと思い、今後も運用実績をブログで公開していきます。
これからも一緒に資産形成を行なっていきましょう。
メインの投資信託の運用実績です。こちらもご覧ください。
米国ETFの運用実績です。こちらもご覧ください。
株式投資の運用実績です。こちらもご覧ください。
ウェルスナビの運用実績です。こちらもご覧ください。
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